みなさんこんにちは。社長の小山です。

先日、クレームが入りました。当社で出荷した商品で不良が発生しました。そこまでの追究はなかったですが、今後同じような不良を繰り返さないよう指摘をされました。

私は『注意します』という言葉が嫌いです。何か問題が起きたら、注意します、すみません、という人がいますが、例えば、パレットに載った商品を崩したとしたら、次は崩さないように注意します、という人がいますが当たり前です。なぜ崩れたのか、ツメの入りが浅かったのか、急旋回したからか、他のことに気を取られていたからか、段差があったからか、色々なことが考えられます。その部分を解明していくことが、なぜを５回繰り返すという言葉に例えられたと思います。相手に迷惑をかけたら、『注意します』というだけで、すませてはいけないと思います。

実際に私も駐車場でポールに車をぶつけたので、なぜを５回やってみます。

ポールに車のフロント部分をぶつけた

→ポールが小さくて見えなかった

→長時間停めていて、ポールがあることを忘れていた

→後ろから駐車場に入り、精算も後ろだったため、忘れていた

→アクセルをふかしたときは、車輪止めに引っかかっていると思った

→運転席側の隙間が少なく、助手席から乗り込み、下りて確認する余裕がなかった

→目の前が道路だった

なぜの５回にはなっていないかもしれませんが、次回以降で気を付けることは、

発進時は、車の周囲を確認し、出発する

アクセルをふかしても、前に進まない時は、一旦車から出て、車輪止めに引っかかっているのか確認する

この２つをとりあえずは、注意しようと思います。

しかし、最終手段は、それをやらない、ということだと思います。前述のパレット崩しは、もうそのパレットは動かさない、預からない、操作させない、というが極論です。安全を担保できなければ、敢えてやらないというのも選択肢の一つだと思います。

ちなみにポールに車をぶつけた駐車場は、仕事でよく使う三菱ＵＦＪ銀行蕨支店の駐車場なのですが、もう停めません。ほとんど満車、狭いということです。また、ポールの低さも不満ですが、停める方への配慮が足りない気がします。

クレーム、事故は起こしてはならないですが、もし起こしてしまったら、真の犯人探しではなく、原因探しをして、再発防止に努めたいと思います。

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