みなさんこんにちは。社長の小山です。
先週は、船井総研の先進物流企業セミナーに参加しました。今年は福岡にある3社の見学でした。
自社だけに留まっていると、どうしても立ち位置が分かりにくくなります。商品管理は先端の技術を取り入れ、合理化、効率化を進めようとしているか、地球環境のことを考えているか、従業員、地域のことも考えているか、他社の特に、見学に行くような会社を見ると、自社ではやってない取り組みを知る機会になるので、こんなことを真似してみようという気持ちになります。
失礼ですが、関東以外の地域の物流施設は、どうしても自然の中の広大を活かした造りになっているようにみえます。そういう意味では、本当に、働き甲斐のある会社でないと、従業員は入らないだろうと感じます。九州は、半導体関連の物流施設が増えたため、これからしばらくは物流の需要は安泰かと思いました。私が2001年に前職で香港に赴任した際に、まさにこれから、日系企業が中国に進出するタイミングで、需要としては、途切れる心配は微塵もありませんでした。何となくそんな感じがしました。
今回の視察で感じたことはDXさらにAX(AIトランスフォーメーション)に取り組んでいるということです。ある会社は、出入り口にデジタルサイネージで従業員の方が編集している映像が流れて非常に魅力的でした。
DXを物流業に取り入れるメリット
・データ集積による料金、効率、提案が可能
・遠隔でのやりとりが可能
・瞬時に収支が把握できる
AIを取り入れると
・配車の評価(そのルートが良かったのか分析)
・妥当な料金の提案
・在庫回転率、入出庫の割合をデータより最適な管理、ロケーションを提案させる
おそらく、ほとんどの会社は、属人化されており、その人しか分からない仕事がほとんどだと思います。極論、空想で話をすると、大企業のように、本人の意思などなく、一定期間で転籍させられる大企業であれば、このようなDX、AXの取り組みは進めやすいでしょう。人が強制的に入れ替わるので。それがやりにくい中小企業は、それで回っている配置をわざわざ不向きな人を配属させてもデジタル化を進めにくいと思います。中小企業として、DX化などを進める方法としては、やはり会社自体が成長、お客様も増やすということが必要だと思います。そうすれば、今までのやり方では大変、ではどうするという風に考えやすいからです。お客様も何も変化がなければ、突然、社内の取り組みを変えようと言っても、変えにくいと思います。
倉庫もそうですが、お客様を増やすことで、社内に変化を起こすきっかけを作り、今までまたはそれ以下の労力で、成果を出していくということに繋がると思いました。
最後に、船井の研修では、学んだことをメモにして明日から実践という形をとります。提出する前に、写メを撮りました。
一つでも多くのことに取り組めるよう、今日から動いていきたいと思います。
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