泰清倉庫株式会社

2022/05/01

第54期始まりのご挨拶

本日より、泰清倉庫第54期が始まりました。

これまで53年の間、会社を継続できたのも、支えてくださった皆さんのおかげです。日頃のご愛顧、本当にありがとうございます。

昨日、社員対象とした第54期経営計画発表会を実施しました。その中で、仕事をする上で一番大切なクレドについて改めて話をしました。

以下、経営計画書を抜粋します。

泰清倉庫のクレド

クレド(Credo)とは「信条」「志」「約束」を意味するラテン語で、泰清倉庫では『我々が仕事をする上で、常に心掛けるべきこと』という位置付けで使いたいと思います。次の2つです。

・荷主様の先にも『人』。

求められた品質、納期、価格は常に、その先のまたその先のお客様に繋がっているものであり、またそれはメールや電話やファックスという道具ではなく全て『人』で繋がっています。ご要求ご要望の先には『人』がいることを意識して、心のこもった応対を心掛けていきます。

・お客様の「その一つ」の商品から、最大限の物流サービスを創造します。

どんなにたくさんの商品を扱っていても、最終的にお客様の手に渡る商品は、そのうちの一つであり一冊です。だから、一つ一つ一冊一冊の商品をお客様にお渡しするまで大切に取り扱います。

そのためには、お客様の商品を受け入れてから、お出しするまで、作られた方の情熱・想いを考え、受け取られた方の感動・気持ちを考え、常に商品の橋渡しである、泰清倉庫の物流サービスが最高のものであることを我々の使命と考えます。

…当然ながら、数字目標、それを達成するための事業戦略は緻密に組んでいます。しかし、お客様、商品と向き合う、根本的な意識、姿勢があってこそです。そのような仕事の結果が数字として表れると思っていますし、いつも社員にも言っています。

 

また、今期のスローガンは『社会の状況に順応しながら現状維持』です。

以下、経営計画書を抜粋

53期は、コロナ禍が一旦は終息したものの、再び第6波が猛威をふるってきました。重症者は減ってはいるもの、感染力が大きく、社内、その家族までも蔓延している状況です。その中で、外食産業、観光産業は依然として厳しい状況が続いています。しかし、物流業界は生活のライフラインを支えるべく、安定した業績の会社が多い状況です。

泰清倉庫も、53期は色々なお客様との取引があり、順調な業績を上げることができました。一社、一業界では、その会社、その業界が何かの原因で仕事が減ってしまったり、なくなる恐れもあります。そのため、なるべく多くの会社、業界を取り込むべく、営業活動を行いました。その結果として、倉庫は満床になり、4つの柱(賃貸、保管、流通加工、配送)のどれもが発展した年となりました。

第54期は、今までの良い流れを『現状維持』をしていくということを掲げます。今期も4つの柱を連携させながら、お客様の要望に応えていく、お客様の期待以上の物流サービスを提供していく年にしたいと考えています。

またそれに付け加えて、社会の流れに順応するとあります。それは、DX(デジタルトランスフォーメーション)やLGBT、SDGsといった現在の社会で注目されているビジネスモデルであり、取り組むべき課題です。世界で協力し、進むべき方向に向かっていきたいと思います。社会にとって必要とされる泰清倉庫、従業員にとって働きやすい職場を追求する年にしていきます。

 

…53期は、業績が非常に良い年となりました。その流れを断ち切ることなく、社会に貢献する事業展開をしていきます。54期も引き続きよろしくお願いいたします。

 

泰清倉庫株式会社

代表取締役社長 小山展弘

 

 

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