みなさんこんにちは。社長の小山です。
梅雨のようなジメジメした気候が続いたかと思えば、灼熱の真夏のような気温になり、7月最初の日曜日となりました。
先週は、決算報告ということで、必要な方々への報告と、今後どうしていきたいのかという事業計画のようなものを話すことが多い1週間でした。前期は、結果としては、利益を残すことができました。しかし、近隣の小規模倉庫にとっては、厳しい一年でした。特に、本やチラシ、広告、紙の材料を使う仕事が減り、流通加工の仕事が減りました。また、投資目的のファンド型大規模倉庫の乱立が進み、バラバラだった拠点をそのような倉庫に一本にまとめるメーカーが増え、その結果、中規模の倉庫が空き小規模な倉庫から商品が移り、自営でやっているような倉庫の空きが増えました。その結果、自社の近くの倉庫が空けば、倉庫はコンビニのような存在なので、近所の倉庫を利用するようになります。半端な位置づけの倉庫の需要が減っているという図式になっています。
そのような中で泰清倉庫はどうしていくのか?もちろん考えあり、それを決算報告の際に伝えます。ある方は賛同し、ある方は非難し、色々なご意見、ご感想を頂きます。一番厄介なのが、やはり意見の対立、齟齬がある時です。
例えば、市長となり戸田市に公営カジノを作りたいとします。インバウンド客を誘致したいと。しかし、競艇もあるのに、それ以上ギャンブルを増やしてどうするのだ?治安が悪くなる、という反対意見が生まれると思います。思えば、東京オリンピックも中止の声が上がった状況での開催でした。一年延期にはなりましたが。
齟齬がある場合、本当にしんどいですが、なるべくの回避策を挙げてみます。
・反対する根拠、要因は何か、よく耳を傾ける。その原因は何か?
・それに対して、どう思うのか?(カジノで治安が悪くなる、という意見に対して、収入で、警備を強化するなど)
・将来どうなることをイメージしているか?そのイメージは具体的か?
・利己的となってないか?利他であるか?他人が得するスキームでないと、うまくいかない。
私の周りでは、会社をどんどん拡張させている経営者も見ることがあります。大きさにこだわると、やがては世界との対決になっていくと思います。また、40代、50代で社長であれば、長くても20~30年程度が限界だと。次に社長になる人は、重責な意思決定をしなければならなくなります。
色々考えさせられる一週間でした。倉庫は、今は大きさを求める時ではなく、必要とされる形になることを追求する時かと思いました。
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泰清倉庫株式会社
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