泰清倉庫株式会社

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2023/10/09

お客様が去ること

みなさんこんにちは。社長の小山です。

倉庫の仕事は他力本願事業と言う方がいます。倉庫のお客様は荷主様で、荷主様のお客様から今日はどの位の注文を頂き、明日はどの位で、今月はどの位…ということが、協力する物流会社には追及されることはほとんどありません。倉庫の力で、出荷数を増やすことができないです。しかし、できることとしては、今後の新商品のラインナップ、キャンペーン、出荷予想などは頂くことができるので、それに対して準備をできる限りしておくという感じです。

数年前より、商売を始める時から、輸入したものを販売する会社の備蓄品を預かったり、袋に詰めたりする仕事を頂いていたお客様が撤退することになりました。理由としては、お客様の規模が大きくなり、備蓄を取りにくる手間を軽くするために、自社にもっと近く大きな倉庫に対応してもらうためです。もし、当社がそのお客様の近くにあり、その他の条件も合う形で対応ができれば、更なる深い付き合いができたかもしれません。少し前にも、自分の会社の近くの倉庫が空き、すべてそちらに移すということで、突然在庫がゼロになり、取引が終わったお客様もありました。

改めて思うことは

・一社依存は、恐ろしい。どんなに深い付き合いだとしても、無くなるときはなくなる。

・成長に伴い、倉庫が対応できるのか、例えば出荷作業、保管エリア、配送料金、荷主様は自分のお客様を見ている。倉庫は見ていない。

・常に自分の会社に合うターゲットを、模索し続けること。

・常に自社が社会に必要とされる倉庫であるかを、意識続けること、磨き続けること。

・他力本願であれば、だれにそれを願うのかを考えること。

・変わり続けること。お金を使ってでも、人物情報を常にアップデートすること。

ブログもそうですが、SNSでも、自社のことは発信できることが発信し続ける必要があるかと思います。

成長により、当社から去っていった会社は、変わり続けることができた会社でした。さあ当社はこれからどう変わっていくか。社会に耳を傾けたいと思います。

 

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