みなさんこんにちは。社長の小山です。

今日は事業継承の内容について書いてみたいと思います。会社が長く続いていけば、社長も年を取り、誰かが次の社長を継ぎます。外部の方が社長になるケースもありますが、大半が親子で引き継がれます。最近ではM&Aで会社を売却するケースも増えてきましたが、資産も多く発生する場合は親族がほとんどでしょう。そこで起きうる問題が、親子の確執、お家騒動です。大塚家具のような大きい企業でも、同様の問題が発生します。うちの会社でも少なからず、親子での衝突もありました。

なぜそのような問題が起きるのか、当事者として思うところは、

・親子それぞれの価値観の違いがあるが、遠慮なしに意見を言い合う

・後代（子）が先代（親）の尻ぬぐいをしているにも関わらず、やろうとしていることを否定される

・先代（親）が後代（子）のやっていることに口を出す

ざっくりこの辺が衝突の要因だと私は思います。

…正直、私にも何が正解なのか、分かりません。会社の経営を守るために、ある事業を潰して、従業員を解雇、取引先との締結を完了させた。それで、会社を発展させ、社長の取り分も増やした。もしくは、別の選択肢として、雇用を守るために、衰退事業を最期までやり遂げ、従業員とともに、買収された。前者の選択は、後代（子）が取りそうな選択で、後者の選択は先代（親）が取りそうな選択です。事業への愛は間違いなく、その事業を生み出し、育てた先代の方があるでしょうし、後代は、事業より、会社そのものがどうだかが大事で、引き継いだバトンで、どこまで走れるかを考えると思います。

私としては、２代目社長で、成功している企業を見習い、まだまだ自社を発展させたいと思います。

それぞれの会社に、それぞれの物語があり、栄枯盛衰これからも続いていくものと思われます。会社の裏側に隠れたヒストリーに注目し、より社会の動きに関心を持ちたいと思います。

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