みなさんこんにちは。社長の小山です。

いよいよ９月になりました。まだまだ暑く残暑というより猛暑というような気候です。

時々、思うことがあります。会社を存続・発展させる上で一番必要なものは何ですか？これを読んでいる方は何と答えるでしょうか？

おそらく、常に社会やお客様に必要とされる商品を提供する開発力であったり、やっぱり人財、会社に関わる『人』、と答える人もいるかもしれません。どちらも必要不可欠なものと考えます。

特に、例えば自動車業界に関わってきた人などは、ガソリン車から電気自動車に転換期のような形で、各社のどのような発想で今までの事業からの切り替えを考えていることかと思います。当社も、出版物流の仕事が主でしたので、業界縮小に伴い生き残りをかけた市場開拓、事業開発をしています。

新しいことに取り組む時には、どうしても負荷がかかります。ドラマの陸王でもあったように、皆が残業して、足袋からランニングシューズを開発量産する仕事に取り組みました。新しいものを生み出すのは、相当大変なことです。会社もブラックにならざるを得ません。しかし、人財を重視するならば、休日、残業勤務は当然ダメ、週休２日、３日の会社も出てきている。自分の生活が充実できない会社は問題外、別に他にも会社はたくさんある、生活も大金なくても困らない、という感じで、人材確保をすることが非常に難しいです。

私としては、新規事業の開拓で少しでも、発展する企業を目指すためならブラック企業でも仕方なく、しかし、従業員の高齢化が進み、少しでも若い社員も入れて、社内の若返り、代謝を促すことも同様に必要だとも思っています。これは限りなくホワイト企業。コロナの時も在宅勤務者はゼロでした。

以前に、鴨頭さんがYoutubeで、経営者は誰かのために仕事をするのではなく、誰も仲間が最初いなくても自分が世の中をこうしてやる、孫さんみたいな人についてるものだと言ってました。その話を聞き、確かにその通りだと思い、仕事の傍ら、新規開拓もしたり、SNS発信をしています。時にはブラックで時にはホワイトで、そのどちらも混ざった灰色な会社が多いんだと思います。私も正解は分かりません。しかし、開発もせず、人財の確保もどちらも関心を持たない企業は淘汰されていくと思います。

うちの会社も黒と白が混ざり合い、時には黒々した灰、また時には白のような灰色で、そんな微妙な色の会社でありたいと思います。