似鳥社長のお話

みなさんこんにちは。社長の小山です。

昨日は、アジア経営者連合会で家具のニトリの似鳥社長の話を聞きました。似鳥社長の話を聞くのは、３回目でした。

北海道から本州へ進出する際、他では全部地主に断られ、唯一承諾をもらった茨城の勝田店に出店したの話、〇〇は賄賂の国、島忠TOBの話など、裏話も満載でしたが、経営の本質的な話を聞くことができました。

印象に残ったこと

ロマンとビジョンが大事。言い続けること。

利益の追求よりも社会をよくする、お客様に満足してもらうことに専念する

会社がよくなってから給料を上げる、給料を上げたからがんばってもらう、明らかに後者で進めるべき。前者では会社はいつまでたってもよくならない。

中小企業は、アメリカに比べ倍ある。この１０年で必要ない中小企業は淘汰される。

コロナで贅肉体質が筋肉体質に変化した。仕入れ先、品質、コストなど、全てを見直した。

為替は今年後半、アメリカは下がり、円は１２０円近くなるかな。アメリカ次第。

人口が減っても、シェアを取りに行く。

アメリカを見習え。毎年１２００人勉強に行かせている。

成功するには、素直な気持ち。素直に成功者の真似をする。取り入れる。

リスクを負え、やらぬ後悔より、やった後悔。

などです。先日の同友会でも、永島さんが、ロマンとビジョンを語り続け、事業を拡大してきたと仰ってました。

私のロマンは、物流業で、社会とお客様、従業員を全員幸せにすること。

…うーん確かに書き出すと何かテレのようなものもあるが、気持ちが据わる。そのために何をするべきか考えるようになる。

ニトリさんも、大塚家具やIKEA、この近所では大川など、激戦ひしめく競合が多い中、勝ち残っています。この中で勝ち残るには、はんぱない執念も必要かと思います。

どういう会社にしたいかしっかりイメージし、それを伝え続ける。社員はそれに見合った人が入っては出て、集まってくる。織田信長、徳川家康のような天下統一にかける想いが、この資本主義で生きていくにも必要かと思いました。

まもなく、当社も５６期が始まります。しっかりしたビジョンを描き、発信していきます。

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