みなさんこんにちは。社長の小山です。

先週は、大阪と愛知に出張に行きました。結構中身の濃い出張だったと思います。

出張目的は、少し前に知り合いになった会社より流通加工＋配送業の仕事を関東だけでなく、関西でも対応してほしいと言われ、その対応できる会社探しということです。また、夜にはアジア経営者連合会の関西リーダーズ会があり、武蔵精密工業の大塚社長の話に関心があり、聞きたいという想い（元々はこれがきっかけで、出張予定を組み立てました）。愛知は、お客様との直近課題解決の打合せという感じでした。

大塚社長の話は、非常に関心深い内容でした。武蔵精密さんは、自動車の部品を製造している会社なのですが、今後数年で、電気自動車に移り変わっていく世の中に対し、どう向き合っているかという話でした。８月に工場見学の企画もあり、早速申し込みをしました。

大塚社長は、世界に拠点もあるということでもあると思いますが、世界的に自動車業界がどうなっているかを把握し、予測されていて、日本でどうなる、トヨタ、ホンダがどうなる、それで会社として、どう変わっていくということを、打ち出されていました。

会社としては、斜陽産業になるときに、どう手を打つかが非常に重要です。その業界の中で最後の１社になれば、すべてを掌握し、シェアNo1を掴めるかもしれませんが、会社としては、そこで生き残るために、個性や特色、独自のカラーを出して、差別化を図る必要はあるかもしれません。対外的には、新しい取り組みをすることで、協力者を増やす方が良い選択だとも思います。

おそらく今の時代は、私は、選択と集中で１本に絞りすぎず、何個かの選択肢を常に残しておき、どちらも同様に動いていくことが大事だと思います。特に今回は、大きな会社が、大きな時代の変化に対応する動き方が非常に勉強になりました。特に経営者の姿勢について、引き続き学んでいきたいと思います。