泰清倉庫株式会社

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2023/08/14

戸田で倉庫が発展した理由 着眼点

みなさんこんにちは。社長の小山です。

今日は祝日ということで、ゆっくり過ごしています。ただ今年も、ちょうどお盆に台風がきて、暑い夏休みを満喫できるか、悪運が立ち込めている感じです。

さて、今週も色々ありました。幸いにも偶然にも、倉庫業で発展した小山家に生まれ、今本家の声掛けより、小山家の倉庫業の発展に至る歴史、経緯を編集しています。私の祖父にあたる代の方々からインタビューして、来年本を刊行するという活動をしています。その中で、第一倉庫冷蔵の有田会長の話を聞くことができました。

有田会長からは、話を聞く機会も今までほとんどなかったですが、自社の起業から現在にいたる軌跡を初めて聞くことができました。もともと京葉流通倉庫で働いていたこと、冷蔵倉庫を作ったきっかけ、今後の展望など、貴重なお話しばかりでした。

その中で、知ってそうで知らなかったことも一つあり、それはなぜ戸田が倉庫で発展したかです。CLOVA Noteを使ったので、口頭を文字にしてみます。

『それはね、僕の聞いた記憶だと、うん、ちょうどね、あの頃、公害問題っていうのがね、発生してたんですよ。四日市とかね、そういう時に、その大型のトラック、あの頃、バンバン走ってたの。もっと環境が悪くて、排気量が膨大になる、黒々となる、トラックが煙り出して、僕らの若い頃、やってたんですよ。
それで、東京もね、実際、郊外が出てますから、やっぱり規制しなくちゃいけないっていうんで、法律が変わって、4トン以上の車は入れないと、そうなんです。規制が始まったんで。今までダイレクトに東京に荷物を持っていったのが、 持ち込めなくなっちゃって、大型トラックが、それで、周辺で降ろして再配送するっていうのが出始めて。
それで、富造さんはそこに着眼して、ちょうどね、まあ、ちょうどと都内に入り、1番突破口じゃないですか、ここで荷物を受け入れて、そこで再配送するっていう形でやれば、ま、自分が持ってるね、農民の方も土地も利用できる。。。』

東京に直接持って入れなくなった貨物を、再配達する中継地点として戸田を活用することになったようです。それで笹目橋のたもとのトラックターミナルは今でも拠点として存在しています。

今は、交通インフラも発達して、郊外多数の大型物流施設ができました。なかば過剰にもみえるこの物流業界にブレーキをかけるという意味でも2024年規制は始めざるを得なかったかもしれません。

今後の着眼点としては、はやり世の中が抱えている問題をどう解決するか、そこにビジネスチャンスがあると思ってます。私の強みとしてはフットワークの良さ、発信力。この環境を改善しようと活動している方に注目して、切り込んでいける事業がないか、私も小山家の血を継承する者として、もう少し奔走してみたいと思います。

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TEL:048-229-1144 FAX:048-447-9370

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TEL:048-229-1144 FAX:048-447-9370

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